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むちゃくちゃハッピーに  ドリームブログ ボナンザ

文明が人間を弱らせる

投稿日時:2007/12/11(火) 15:37

現代の日本のような「きれい社会」では、私たちの周りに存在する「異物」「生物」を排除してきました。上下水道が完備され、きれいに舗装された町並み、いつでも好きなときに電子レンジでチンしさえすれば食べられる・・・・便利な世の中になりました。しかし、それが精神的な不安感を増長させてしまうことにもなっているのです。人間はきれいすぎても落ち着かないのです。人間はさまざまな人と付き合い、多種多様な異物の中で生活することで、精神的にも不安をなくすことができるのではないでしょうか。抗菌、除菌グッズなどによる過度な清潔志向も、おおきな弊害をもたらしています。アトピーやぜんそく、花粉症など、日本人は世界一アレルギー体質だといわれます。これらの病は、人類の歴史上なかったものです。この40年余、清潔志向の高まりとともに急増したのです。また近年日本の子供は「変温動物」になっといわれます。子供の体温が低くなっているといのは、数十年前から指摘されていました。最近では、小学校で約6割、中学校で7割に低体温(36度以下)が見られるという調査もあります。低体温の子供は、熱を作り出す力が弱く、体温を調節する機能が弱くなっています。赤ちゃんのころから、夏でもエアコンで温度が変化しない環境にいるため、体温調節機能が弱まってしまうのです。「子供は風の子」といわれるように、3歳ぐらいまでに、寒さにならしたり、逆に汗をかかせたりすることが大切なのです。
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記事タイトル:文明が人間を弱らせる